2020年2月○日
ここからは1日1日の出来事ではなく、1週間ごとにまとめたり、テーマをタイトルにして記事をまとめたいと思う。
息子、はじめての予防接種後実家へ
前回の記事に書いたように、夫の疲れがマックスだったのを感じ取った私は両親を頼ることにした。
そこから、これまでのはなしでは自宅(東京)で夫が助っ人(両親や義両親)と一緒にこどもをみるということであったが、やはり色々と厳しいところがあるので、私の実家(横浜市)と義理の実家(鎌倉市)で交代しながらこどもをみるということになった。
夫は自分の実家(鎌倉市)に帰り息子をみる。
また、夫は4月から大学院に行く(社会人学生)ということもあり、時間があれば勉強をしなくてはいけなかったが、その時間は私の両親が息子をみている間に作れることとなった。本当に感謝しかない。
私の実家と義理の実家は比較的近く(車で30分くらい)、そのほうが移動による負担も少ないしその方向で予定を調整し始めた。
3日間片方の実家がみて、移動して、また3日間もう片方がみるというような…誰か1人の負担が大きくならないように…本当に感謝しかない。
また、息子はこの頃ちょうど2ヶ月になり、はじめての予防接種は夫が連れて行った(事故前に私が予約していた)。
ちなみにこどもの予防接種を管理するためにこのアプリを利用していた。わかりやすくてとても便利。
結局この予防接種後、息子はしばらく神奈川にある両実家にいることとなった。
みんな良い人、大部屋の患者さんたち
この一週間は、動かない自分の体やこどもに会えない辛さなどからメンタルが相当に崩れていた。
そんな時、支えになってくれたのが同じ病室(4人部屋)の他の患者さんたちだった。
向かいのベッドの患者さんが入院3日めくらいに話しかけてきてくれて、思わず泣きながら
「私小さい子どもがいるんです…」
と訴えてしまった。
すると隣のベッドの患者さんも私のもとに来てくれて慰めてくれた。
おふたりとも私の母と同年代くらいの方で、手の怪我で入院していた。
娘くらいの歳の私の状況を聞いて、共感してくれた。
時にはテレビの操作もままならなかった私に、(あまり見る気分にもなれなかった…)カーテンを開けはなって、一緒にテレビを見せてくれた。
イヤホンをしないと音が聞こえず、映像しか見えなかったが、何か楽しいことを人と共有できることはとても気分転換になった。
このおふたりの主治医の先生も私と一緒であり、
「先生を信頼して任せればいいんだよ」と教えてくれた。
あともうひとりのAさんについてはまた別記事にまとめたいと思うが、今でも親しくさせていただいているくらい、優しく接してくれた。
私の部屋はナースステーションから1番遠く、看護師さんが常時見張らなくてもいいような、しっかりとした患者をなるべく入院させるようにしていたようだ。
1人の時間が欲しいというよりも、人と話して気分転換がしたくて、1人ではメンタルが保てなかった私にとっては個室よりも大部屋のほうがありがたかった。
これはその人の性格や置かれている状況によって変わることなので一概にどちらが良いとはいえないと思う。
ただ病院の個室料はなかなかする(これならそこそこの旅館やホテル泊まれるんじゃないかなってくらい)。
入院中はただでさえストレスを感じやすい、それぞれの事情に合わせて部屋を選ぶことをお勧めしたい。
見つからない預け先
前述したように、息子は両実家で生活するような話しになったので、預け先として両実家から近い場所をあたることになった。
しかしながらこの時息子は2ヶ月…横浜市や鎌倉市の一時保育のリストをみてもなかなか2ヶ月からみてくれるという所は少なく、5,6ヶ月からならという所が多かった。
また、2ヶ月からみてくれるという保育園も、問い合わせてみると定員がいっぱいであったり、コロナの影響で一時的に一時保育を中止していたり、結果家から預けられる範囲の園は全てダメだった。
私は仕事をしていなく、3歳になったら幼稚園に入れることしか考えていなくて、日頃から何かあったときに預けられる場所の確認することを怠っていた。
今回のことがなくても何かあった時のためにも利用できるサービスなどを確認しておくことも必要だったなと思った。
また、両実家とも誰か外部の人を家に入れるのは嫌がったので、ベビーシッターを依頼するという選択肢は無かった。
ベッド上でシャンプー
入院4日め、寝たきりの私でもシャンプーができた。
文章では伝えにくいので、またしてもイラストレーターのまりんさんのブログをリンクとして貼らせていただく。
ベッド上でのシャンプーなんて簡易的で、サッパリするなんて思わなかったが、防水シートとバスタオルを頭の下に敷き、快適に気持ちよくシャンプーをしてくれた。
あたたかいお湯も気持ち良かった。
また、この時使ったシャンプーが、以前夫がホテルのアメニティでもらって持ち帰ってきたタンのもので、リゾート感あふれるいい香りに癒された。
ベッド上で行ったので、病室じゅうにいい香りがあふれて、入ってきた看護師さんも
「この部屋いいにおいー」って言っていた。
入院1週目は全く動けないことや本当に治るか心配になったり、こどものことが心配で、常に沈んでいたが、両実家と夫の力でなんとかなりそうなことや周りの方との関わりで気持ちはなんとか元気になりはじめた…