2020年3月○日
入院してからはじめてのシャワー
入院3週目に入り、やっと足のシーネを外すことができた!
これは左膝にも骨折があったからで、そこは手術をしない、保存的療法だった。
シーネは水を含ませて固定したい場所にあてて、乾くと固くなるもので、それを包帯で巻く事で固定をする(説明難しい…)。
ギプスのように固ーいものではないので、一緒に巻いている包帯を取ることで簡単に外すことができる。
また、看護師さんが頻繁に包帯を巻き直してくれたので、ギプスと違って、骨折箇所を、つけている間は空気にもふれない、洗えないということもない。
久しぶりに曲げることが許可された膝、先生は
「たぶん全然曲がらないと思う」と言ったが、フン!と曲げてみたら意外と曲がって看護師さんに褒められた!
↑これがその時の写真。手は除菌ティッシュで拭くくらいで、全然洗えていないのでとても汚い…
これにより両膝を曲げて座れるようになったので、今までよりも何倍も快適に車椅子に乗れるようになった。
そして骨折以外の痤瘡に張られた絆創膏のようなテープたちも一気に先生が剥がしてくれたので、この週からシャワーが浴びられるようになった!
これまでは拭くだけだった身体が、やっと水を使って洗い流せる。
左肘のシーネはもシャワーの時は外してもいいといわれて外した。
こちらは外せても角度を変えたりしてはいけないので、動かさないように慎重にした。
もちろん1人ではまだシャワーを浴びることはできなくて、看護助手さんが手伝ってくれたが、久しぶりに浴びると、拭くだけでは落ちなかった角質のようなポロポロとした汚れが落ちていった。
絆創膏のようなテープ類を外したので、傷に水がしみるのではないかと思ったが、思ったよりもしみなかった。
水虫ができる
足の固定が外れて、自分の左足を触ってみると指の間がなんだか痒い…
なんか皮もめくれているし、これはかの有名な水虫では?と思い看護師さんに相談した。
主治医の先生にも
「シーネに足の指まで覆われていて、蒸れてできてしまったんだねー、ごめんなさい」といった具合に謝られて、すぐに皮膚科の先生に併診をかけてくれた。
他の診療科の先生に診察してもらえることは総合病院のいいところだなーと思った。
皮膚科の先生に足の指の間の皮のようなものをピンセットでとってもらって顕微鏡で観察してもらった。
「水虫ですねー。原因不明のものより水虫って分かってるほうが薬ですぐ治るんでいいんですよー。」と言われた。
ルリコンという水虫用のクスリを塗ることですぐ治るらしい。
本当にすぐ治ったので、もしこれからも足の指の間に違和感を感じたら迷わずに皮膚科に行こうと思った。
住んでいる地域の保健師さんに連絡
大学の頃から仲良くしている、行政栄養士(保健所などに勤務をして、地域住民の栄養相談や指導を行っている)をやっている友達が誕生日の際にお祝いのLINEをくれたので、実は事故にあったことを報告した。
すると職業柄知っている情報を色々とアドバイスしてくれた。
また何よりも、こどもの健康診断等を管轄している地域の担当の看護師さんにまずは連絡を入れるべきと教えてくれた。
息子は両実家(神奈川)でみることが決まっていたので、居住地の東京の担当の方への連絡をすることを失念していた。
担当の保健師さんに事故のことを連絡するとビックリしていたが、本当に親身に相談にのってくれた。
そして3月からしばらくの予防接種を神奈川の両実家近隣のクリニックで受けることができるように、依頼書というものを発行してくれた。
これは、居住地は東京ですけど入院や療養のために神奈川にいるから代わりに予防接種を打たせてくださいというお願いの書類。
居住地の東京で予防接種を受ける場合は予防接種のお代を支払う必要はないが(定期接種のワクチンの場合)、神奈川で打つ場合はお代は自分で支払って、のちに償還払いの申請をしてお金が振り込まれることになる。
予防接種のために息子を東京に連れて行くのもかなり大変だったので、神奈川で打つことができてとても助かった。