2020年7月○日
再手術前の診察
再手術の日の1週間ほど前、色々と必要な検査などをするため、診察をしてもらいました。
ちなみに7月から主治医の先生は変わって、新しい先生に引き継がれていました。
色々と手術の説明などもあるだろうと、この日の診察は夫に付き添ってもらうことに…
そもそも何故この手術が必要になったかというと、手術で入れた吸収ピンの先が長く、肘を曲げると激痛がはしるようになったからです。
しかしながら、なんと…
この数日前から…
痛みが無くなっていたのです!
とくに何かをしたわけではないのだが、急に痛みが無くなり、再び肘を深く曲げることも可能になっていました。
そうなると、こう思ってしまいます…
手術をする必要ってあるのだろうか…?
できることなら手術はしたくはないです。
そんな時に主治医が変わり、セカンドオピニオンのように意見を聞けるチャンスだと思いました。
新しい先生は、前回入院時に仲良くしてくれた患者さん、Aさんの主治医でもあって、とにかく優しい人柄の先生です。
整形外科の中で、手外科という手に関する怪我も専門にもしている方です。
この日はいつも以上に診察まで待ち、その日の外来診察として私が1番最後の患者となりました。
まずは先生とはじめましての挨拶をし、診察が始まると、
「数日前から曲げても痛くなくなったのですが、やっぱり手術って必要ですか?」
と聞いてみました。
先生は、
「○○先生から手術してくださいとしか引き継ぎを受けていなくて…」
と、困惑気味でしたが、
「そうしたら今日肘のCTを撮ってみて改めて判断しましょうか?」
と言ってくれました。
きっとかなりの人数の患者さんの引き継ぎを受けたことでしょう。
私の事故の経緯や手術の経緯までは知らないのは当たり前だと思います。
そんな先生を困惑させてしまって申し訳なかったですが、こちらも不要な手術はしたくありません。
改めてじっくりと診察してくれた先生に感謝しながらCTを撮りました。
CTを撮った後、また少し待ち、改めて診察室に呼ばれました。
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CTを撮った後の診察
先生は
「CTを見た結果、肘の状態はそこまで悪くはないし、痛みがないのなら僕は手術はしなくていいと思います。」
と、先程までの、自分の患者さんではないしよくわかんないなーっといった困惑顔ではなく、しっかり画像を見たうえで自身を持った感じで言ってくれました。
そして、
「肘の骨の骨癒合を良くするために、超音波治療を行うのはどうですか?」
と提案してくれた。
超音波治療!
以前の記事に書いたように、骨のつきが悪いと先生に言われた時、検索魔になってこれをやってみたいなーと勝手に思っていたものです!
もうすでに超音波治療に関して、ネット上の情報くらいの知識はあった私は、すぐに
「やります!」
と言いました。
隣で聞いていた夫は、怪しくないのかな…?と思ったらしいです。
そして新しい主治医の先生の診察の結果、再入院と再手術はキャンセルとなり、代わりに超音波治療器のレンタルや使い方の説明を受ける日程の予約をとりました。
また、そうなってくると確認したいことがあり、先生に
「私そろそろ自宅に戻って日常生活を戻していってもいいでしょうか?」
と聞きました。
すると先生は、
「もう事故から5ヶ月になりますし、そうしていった方がいいと思います。」
と言ってくれました。
診察を終え、とにかく手術が無くなり、息子とまた自宅に帰れることが嬉しかったです。
この日も診察後、お昼ごはんを夫と2人で食べに行きました。
今度はとんかつ定食。
前回美味しく感じられなかった天ぷらとは違い、この日はより一層ご飯が美味しかったです。
やはりその時どんな気分で食べるかということが、食事の美味しさの感じ方に違いがでるのだなと思いました。