2020年2月○日
レントゲンやCT検査
2週目をむかえ、レントゲンと、左肘のみCT検査を再度行いました。
私が開放骨折した部位の病名は
- 左足関節内果開放骨折
- 左上腕骨遠位端開放骨折
です。
他にも左膝を骨折し、左脚全体に痤瘡、右手のひらにも痤瘡がありましたが、手術したのは開放骨折した場所のみでした。
左足関節内果骨折はチタンでできたピンで固定をしました。
こちらは先生がはじめからたいしたことはないと言っていたように、手術で骨も綺麗にとまり、レントゲンで骨の出来具合を確認しながら荷重を増やしていくといった感じでした。
複雑な骨折といわれていたのは左上腕骨遠位端骨折のほうで、私はその上腕骨遠位端と総称される場所のうちの上腕骨小頭という部位を骨折していました。
肘関節の骨折の中でも1%と稀な部位の骨折のようで、先生もあまりその部位の治療の経験がなかったため、とても慎重に経過をみていたようでした。
手術ではのちに吸収されるピンで、上腕骨小頭を固定し、剥がれるように折れた上腕骨はワイヤーで固定されていました。
病室で迎えた誕生日&結婚記念日
もう交通事故に遭って2ヶ月入院ということがわかってから、私は31歳の誕生日と2回目の結婚記念日を病室でむかえることになることは決まっていました。
しかし先生は誕生日プレゼントとして外出届をくれました。
この時にはレナシスと点滴が外れて少しは身軽になったものの、左脚はまだシーネで固定しているし、車椅子にも上手く自分で乗れませんでした。
もし車椅子で外に出ることができるなら、誕生日だし気分転換にと外出届をもらいましたが、気持ちだけ受け取って使いませんでした。
また、左肘もまだ一週間でしたが、CT検査の結果が悪くはなく、とりあえずは追加の手術がいらなそうとの事を先生から言われました。
これが何よりの誕生日プレゼントに感じて嬉しくて病室で泣きました。
そして、着替えと洗濯物を取り替えに夫が見舞いに来てくれました。
ケーキも食べなかった誕生日でしたが、お祝いは退院して元気になったらしようというはなしになりました。
この日、夕飯に秋刀魚の塩焼きがでたのが嬉しくて、食べ終わった骨を写真に撮りました。笑
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リハビリ室でリハビリができるようになりました
以前車椅子からずり落ちたことにより、少し恐怖心がありましたが、レナシスと点滴が外れて身軽になり、介助してもらえたら車椅子に乗れるようになりました。
これによりリハビリ室まで車椅子で行けるようになったので、これまではベッド上でしかしていなかったリハビリが、リハビリ室で行えるようになりました。
リハビリ室には色々な設備もあるし、何より周りの患者さんが頑張っている姿を見て自分も頑張ろうと思えました。
平行棒を使って歩いているお年寄りの患者さんたちも、ほぼ寝たきりの私にとっては歩行練習の先輩です。
『みんな歩けている!すごいなー!』と思いました。
まだまだ筋トレやマッサージがメインのリハビリは、入院中の沈んだ気分を変えてくれるので好きでした(本格的な痛いリハビリはまだだったため…)。
車椅子に乗る機会も増えて、車椅子恐怖症が治ってきたので、トイレも看護師さんの介助付きで行きはじめました。
つまり尿道カテーテルともここでおさらばです!
取る時は痛みは全く無かったですが、男性はものすごく痛いらしいです…
ただ、尿道カテーテルに頼めない分、これからは尿意を感じたらナースコールを押して看護師さんを呼ばなくてはいけなくなりました…
常時忙しそうな看護師さんを何回も呼ぶのも申し訳なくて、あんまり水分を飲まないようにしたりしていました(本当は良くないのですが…)。
チーム育児をする際、使えるアプリ
前回の記事に書いたように、息子は神奈川の両実家に行き、両親と、夫と義理の両親が交代でみてくれることになりました。
まさにチーム育児だです。本当に感謝しかありません。
この頃息子はミルクを3時間から4時間おきに飲んでいて、1日に何度もあげるミルクを、前回は何時にあげたかなどを確認するために、
こちらのアプリを使っていました。
こちらのアプリ、これがきっかけでダウンロードしたわけではなく、息子が産まれた時から使用していました。
母乳の授乳タイマーがついていたり、こどもの体調のこと、睡眠時間など、基本なんでもボタンひとつで記録をつけることが可能です。
そしてこのアプリは記録をシェアできるので、こどもを預けている間でも記録ができて、離れていても記録を見ることができるのです。
我が家の場合は私が入院中、夫と父、義理の母がスマホにアプリをダウンロードしてくれて記録をしてくれていました。
私は入院中このアプリで息子の育児記録を見ながら、変化はないか、みんなに迷惑をかけていないかなど確認していました。
そしてすぐに変化が…息子が夫の実家(私からみたら義理の実家:鎌倉市)に行って数日したら、夜から朝まで通しで10時間寝ているのです…
私は記録忘れかなと思っていたら本当に10時間寝ていたらしいです。
どうやら義理の母が寝かしつけが上手かつ、朝起きたら飼っている犬たちと一緒に庭で遊んでくれていたようで、それによりお日さまスイッチも浴びることができてリズムができてきたようでした…
こんなに早く夜から朝まで寝る子になるなんて!
義理の実家では日中は夫が付きっきりで息子をみて、夜の寝かしつけや朝起きた時などは義理の母が担当してくれました。
3月いっぱいまでは夫が育休を取得できているのでこれでなんとかなりそうだと思いました。
また、4月に入ってからの預ける場所として、義理の実家近くでやっている保育所(ほぼマンツーマンでみてくれる、ベビーシッターをマンションの一室でやっているような場所)を見つけることもできました。
これで息子の育児についての心配はほぼ無くなりました。
私は会えなくて寂しいですが、元気に治してから育児に奮闘できるよう頑張ろうと思いました。
2週目からメンタルが回復してきた私は、ここから入院生活を楽しむこととなるのでした…
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