2020年7月○日
超音波治療器をレンタルしに病院へ
前回の記事に綴ったように、幸いなことに、再入院と再手術はとりあえずは無くなりました。
そして新たに超音波治療器による骨折治療をすることとなりました。
この日はその超音波治療器を貸してくれる業者さんが病院へ来てくれるようになっていて、診察ではないので、受付はせずにそのまま整形外科外来の処置室へ案内されました。
処置室でまず業者さんが使い方の説明をしてくれました。
超音波治療器は、日本シグマックスというところのもので、機械の名前はアクセラスIIといいます。
使い方としては、プローブという超音波がでるものに、付属のジェルをたっぷりめにつけて、先生が油性ペンで書いてくれる印に20分間超音波をあてるだけです。
とても簡単だし痛みも無い治療です。
程なくして先生も病棟から降りてきて、私の肘に油性ペンで印を書いてくれました。
私の場合は、プローブを2つ使い、骨癒合を促したい箇所(上腕骨小頭)を挟みこむように超音波をあてます。
ちなみに私は交通事故の被害者であるので診察や治療にかかる費用の支払いはないのですが、健康保険が適用される治療です。
しかし条件があるようで、
- 四肢の開放骨折または粉砕骨折に対して手術を実施した後、受傷から3週間以内に超音波骨折治療を開始した場合
- 3ヶ月以上手術やギプスによる固定治療を行っても骨癒合が得られない四肢骨折の場合
で保険が適用されます。
それ以外は先進医療扱いとなり、自費になるらしいです。
診療報酬としては、
- が4,620点(超音波骨折治療法)
- が12,500点(難治性骨折超音波治療法)
が算定されます。
1点が10円と計算されるので、
- が46,200円。保険が適用されると、3割負担の場合、13,860円。
- が125,000円。こらちは3割負担で37,500円。
…保険が適用されても、なかなか高額な治療になるのですが、はたして効果はどうなのでしょうか…
ちなみに私は2.の条件にあてはまるので、難治性骨折超音波治療法算定されます。1.の場合よりも長くレンタルすることが可能です。
私はこの日も支払いはないものの、手続き上業者さんと一緒に書類を会計窓口に提出しに行きました。
そしてとても大きいわけではないが、小さいわけでもない、アクセラスが入った箱を自前のエコバッグに入れて持って帰りました。
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毎日20分の超音波治療タイム
家にアクセラスを持ち帰り、早速先生が書いてくれた肘の印に、超音波をあてました。
20分間超音波をあてるのですが、付属のバンドでプローブを固定することができるので、両手はフリーになります。
もちろん何か家事などができるような状態ではないですが、スマホをいじるようなことや本を読むようなことは可能です。
なので20分間といっても、リラックスしながら過ごすことができるので、面倒くささや苦痛はほとんど感じません。
そして何より、これをすれば骨のつきが良くなるんだーという気持ちが毎日続ける活力となりました。
このアクセラスの効果はどうだったか、次の記事以降に綴らせていただきました…