2020年8月
自宅へ一時帰宅し、家事育児ができるか確認
再入院、再手術が無くなり、超音波治療をはじめて数週間した頃、何だか調子も良いし、一度自宅へ帰って数日間過ごしてみることにした。
そして問題が無ければ、改めて自宅に帰宅し、基本は1人で家事育児をすることにする。
一時帰宅は全く問題無く、むしろ自分で色々とやり始めた方が調子が良いのだ。
お世話になった作業療法士さんや理学療法士さんも言っていたように、日常で身体を使っていくことが1番のリハビリのようだ(もちろん、怪我の状態に合わせて…)。
夫や実家の両親とも相談し、正式に自宅に帰る日を決めて、2020年8月に帰ることができた。
実家に移動していた荷物等などもたくさん持って帰ったので、しばらくは片付け等も大変だったが、子どもが寝ている時間などを使ってこなしていくことができた。
不要なものはメルカリを利用して他の方に引き取っていただき、一時期は趣味がメルカリみたいになっていた。笑
また、超音波治療も毎日20分、欠かさず行うことができていた。
しかし外出は事故前のようにできなくなってしまっていた。
コロナ禍ということもあるが、何よりも車が怖いのである。
事故に遭った横断歩道はトラウマから、歩けなくなってしまったし、交通量の多い道路を歩くことも怖かった。
そして左手で重い荷物を持つことはまだ許可されていないので、たくさん買い物することもできなかった。
なのでしばらくは夫に付き添ってもらって買い物等は行うことにしていた。
やはり不自由なことも多いが、焦らずに少しずつ日常を取り戻していこうと思った。
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アクセラスの効果は?
そしてまた外来受診の日がやってきた。
いつものようにレントゲンを撮り、診察をしてもらう。
すると先生が、
「すごいね、これ。一見どこが悪いかわからないくらいだ。」
と言った。
はじめはどういう意味なのかわからなかったが、すぐに超音波治療の効果がでているのかと理解することができた。
まだ制限は必要であるが、確実に骨癒合が進んでいて、このまま続けていきましょうというはなしになった。
手術をせずに超音波治療を始めて本当に良かったなと思った。
ちなみに深く曲げると出る痛みもずっと出ていない。
色々と順調な毎日で、事故の前の日常が戻っていく幸せを感じたのであった。