2020年6月○日
曲げると激痛
前回の骨折日記の記事を見ていただければわかるように、この頃は退院後2ヶ月ほど経ち、自分の身体の状態と向き合いながらそれなりに生活ができていた。
緊急事態宣言もこの頃には解除になっていたので、家族と近場のショッピングモールに買い物に行ったり、レストランで外食を楽しむこともし始めていた。
そんなある日のこと、この日は息子の世話をほぼ1人で頑張ったり、そろそろ自宅に帰ることを見据えながら動いていた。
そして夕方急に、左肘を深く曲げると激痛が走り始めたのであった。
えっ!?何この痛み…と不安で不安でしょうがない…
とにかく曲げると痛いので、お風呂に入っても、シャンプーや顔を洗うのも全て片手で行った。
不安だったのですぐにでも病院へ問い合わせをしたかったが、この日の外来は終わっている時刻だったので、次の日に問い合わせをすることにした。
電話ができずにヤキモキしていると、とにかく検索魔になってしまう。
“肘 曲げると痛い“などと検索をすると、この痛みに近いのではないかと該当したものがある。
関節内遊離体(関節ネズミ)と呼ばれるものである。
私の肘も指で触ってみるとなんだか出たり入ったりするようなものがあたり、調べれば調べるほど、手術でピン固定した骨のカケラが関節内で曲げると挟まるようになって、痛みが発生しているのではないかと思ってしまう。
ネットで色々と調べられる世の中であるが、調べすぎてしまうのもよくないのかもしれないなとも思う…
モヤモヤしながらあまり眠れなかったが、なんとか次の日まで待った。
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病院に電話をして相談
次の日は主治医の先生の外来の日でもあったため、病院の電話がつながる時間にすぐ電話をした。
大きな病院は電話を繋いでもらうのも一苦労…
まずは電話交換台の方が出て要件を伝える。
経緯を話すとすぐに、
「担当医は今日外来の日だから予約外で来てください」と。
病院までは1時間半くらいかかるし、痛みもある。とにかく今すぐ受診が必要性かを確認したかった私は、その旨を伝え、なんとか整形外科外来の看護師さんに電話を繋いでもらった。
看護師さんに電話が繋がり、今度はもっと正確に痛みの出方や部位などを説明した。
話を聞いた看護師さんが主治医の先生に確認をしてくれたところ、痛みの原因は懸念していた関節ネズミではなく、上腕骨小頭を留めている吸収ピンの先との事だった。
確かに、入院中に先生がそのあたりを触りながら、
「少し吸収ピンが長くて、このあたりにゴリゴリ感はないですか?」
と聞かれていた。
その時は何に感じなかったが、どうやらそこが痛むらしい。
そして今すぐにどうにかできる痛みではないので、すぐに受診する必要はないと言われた(電話確認して良かった)。
今すぐどうこうできる痛みではないし、心配していた関節ネズミとかでもないのなら、この2週間後くらい先にとった予約の日まで、あまり気にしないで過ごそうと思った(肘は曲がらないが…)。