交通事故に遭った私の骨折日記と色々

骨折日記と作った料理やスイーツなどのブログです。

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【骨折日記】症状固定

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2021年12月○日

保険会社の担当者に電話で確認

前回の受診の後、最後の病院受診をするにあたって、やらなくてはいけないことを電話で聞いたのですが、外で電話をしていてメモが取れなかったので、改めて電話をしました。

後遺障害診断書を主治医の先生に書いてもらうために、必要な事と費用はどうするか

後遺障害診断書とは

後遺障害診断書とは、正式には自動車損害賠償責任保険後遺障害診断書と呼び、交通事故で負った後遺障害の認定手続きに必要となる書類のことです。後遺障害等級の認定はこの診断書を元に判断されるため、後遺障害が認定されるか否かに直結する大事な書類です。

出典:後遺症診断書とは|医療法人社団 幸祥会 大和田整形外科 東整形外科 さいたま市見沼区

私は抜釘手術が終わった頃の受診から、主治医の先生に後遺障害診断書を書いてくれるかどうかを確認していて、先生が書いてくれると言っていたので、診断書を依頼する方向ではなしが進んでいました。

明らかに後遺障害の等級が認定されない場合は診断書を依頼しないことも多いようです。

また、後遺障害診断書を依頼すると費用が5,000円〜10,000円かかることが多く、その費用は被害者が負担する場合と保険会社が負担してくれる場合があるようです。

私の場合は保険会社が負担してくれるということで話しがついていました。


ヒルドイドを多めに処方してもらうかもしれないと伝える

症状固定となると、その後怪我に関する何らかの痛みなどの不調は、自分の健康保険を使って病院を受診しなければなりません。

私の場合は、傷跡の治りがまだまだ(おそらくあと1年くらいは赤みが目立ちそう)なので、それに効くヒルドイドを多めにもらっていいかと確認することにしました。

それは大丈夫との事で、保険会社によると、症状固定の受診の際に、痛みに対して多めに湿布や痛み止めをもらう方も多いらしいです。




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最後の外来受診

電話で確認した内容をすぐに忘れそうなので、iPadにメモをとり、受診時に持って行きました。

いつものように受付を済ませ、レントゲンを撮り、整形外科の待合室で30分くらい待った後診察してもらいました。

「レントゲンも良さそうだし、今日で症状固定ということにします。」
と先生に言われ、この日をもって正式に症状固定ということになりました。

あとは後遺障害診断書を書いてもらうにあたっての必要事項についてを話しました。

例えば、傷跡の大きさに対しては、私の手のひらの大きさが基準になるので、手のひらの大きさを測ってもらったり、可動域の左右差を確認したり、自覚症状について話したりしました。

あとは、ヒルドイドを多めに処方してもらいました。

これからもヒルドイドを毎日傷跡に塗って、綺麗になったら、ブログにも載せられるかなーと思っています。

そして診察が終わり、診察室を後にする時は主治医の先生にお礼を言いました。

救急車で運ばれた時に初めの手術をしてくれた先生、抜釘手術をしてくれた先生、どちらも腕が確かで、ここまで良い状態にしてくれて本当に感謝しております。


後遺障害診断書の依頼

主治医の先生には診断書をお願いする旨を話していましたが、診断書を依頼する窓口は別にあることが多いと思います。

なぜなら費用が発生して、事務処理が必要になるからです。

費用がいくらになり、窓口はどこになるか、出来上がったら郵送してくれるか、取りに行かないといけないかは病院により様々で確認が必要です。


お世話になったPTさんOTさんに挨拶

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診察後、リハビリ室に立ち寄り、担当してくれたPT(理学療法士)さん、OT(作業療法士)さんに挨拶に行きました。

PTさんは抜釘手術で入院していた時に、病室に挨拶に来てくれたので、半年ぶりくらいでしたが、OTさんとは1年以上ぶりに会いました。

2人にそれぞれ、今の身体の状態を伝えた後、お礼を言いました。

本当は何かお菓子でも持っていきたかったですが、病院として物をもらうことを断っていたようなので、精一杯言葉で伝えることにしました。

そして病院を出ると、
『あぁ、もうこの病院に来ることはないのかもしれないな。』
と、嬉しい気持ちと悲しい気持ちが湧きました。




あとは保険会社とやりとりをして終わりになるのですが、それについては書かず、次に書くまとめ記事で一旦終わりにしようと思っています。

抜釘手術から1年の節目とか、傷が綺麗になったら報告とかで更新しようとは思っています。


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【骨折日記】抜釘手術5ヶ月後(外来受診)

2021年11月○日
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外来受診もそろそろ終了

今回も月1の外来受診。

いつものように肘と足首のレントゲンを撮ってから診察を受けた。

レントゲンの様子から骨は問題ないとの事。

私からは痛みや違和感について話した。

もう痛みという痛みは無く、違和感もほぼ無くなっていた。

傷跡も処方してもらっているヒルドイド軟膏のおかげか、赤みがだんだんと無くなってきて、白い一本の線のようになってきている部分もある。

全ての赤みが消えたら、おそらくこの一本の白い線だけになり、ほぼ目立たなくなる事だろう。

事故に遭った時から先生には傷跡は残ると言われていたが、ほとんど気にならないくらいになりそうだ。

ここまで綺麗になったのも、手術後すぐにレナシスという機械(創傷治療システム)で治療してくれて、しばらくしたらヒルドイド軟膏を毎日のように塗り、抜釘手術後はマイクロポアテープを貼って傷を保護していた事。

そして何より、先生たちが手術を綺麗してくれたからである。

本当に感謝している。

そして先生から
「では、次の受診で症状固定という事にしましょうか。」
と言われた。

症状固定とは、交通事故によって負った怪我について、治療やリハビリを継続した結果「これ以上、症状の改善が見込めない」状態になることをいう。

私は治療の費用を相手の保険会社に全額出してもらっているのだが、症状固定とされた後は保険会社を通じて病院受診等ができなくなるというわけである。

その後は保険会社と慰謝料についてのはなしなどをして事故に関しての事は終了となると思われる。

保険会社との話しや、慰謝料についてはブログに書くつもりはない(あくまでも、骨折についての経緯を書くのが目的のため)ので、もうすぐで骨折日記も終了という事である。

色んな人に迷惑をかけながら、何とか乗り越えられたなと実感し、病院からバスに乗って帰った…



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【骨折日記】抜釘手術2ヶ月後(外来受診)

2021年8月○日

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抜釘手術2ヶ月後の外来受診

前回の記事で書いたように、抜糸した後の傷跡にはマイクロポアテープを貼って過ごしていた。

この日の外来受診ではそのテープを剥がして傷跡を見てもらった。

「赤みがあるので、またヒルドイドを処方しますね。」
と言われた。

satomasakichi.com
↑ヒルドイドについての記事はこちら

足首のテープはこの日から剥がすことにして毎日軟膏を塗ることにした。

肘のほうはまだテープを貼っているので、張り替える時に軟膏を塗り、軟膏が乾いてからテープを貼ることにした(軟膏の油分でテープがくっつかないため)。

この頃には自宅で家事育児を頑張る毎日で、忙しくしていたためかどんどんと身体の動きも良くなってきて、痛みも無かった。

足首のレントゲンを見ると、ピンを抜いた部分がまだ骨が塞がっていなかったが、それは問題ないらしい。

抜釘手術後は順調に回復していた。

やる前は恐怖心もあったし、やった直後は後悔もあったが、インプラントを取ると違和感等も無くなってきてとても快適。

私は抜釘手術をやって良かった!と思った。



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【骨折日記】抜釘手術15日後(外来受診)

2021年7月○日

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抜糸

抜釘手術から2週間と1日がたち、足首の傷口の抜糸を行うために外来受診。

ちなみに肘のほうは抜糸が必要ないように処置をしてくれていたので消毒をして傷の状態を確認してもらう。

傷口が濡れないように貼っていた防水テープを剥がし、傷口を見てもらう。

やはり肘は手術前よりも綺麗な状態に。

手術したらせっかく治ってきた傷跡がまたふりだしに戻ってしまうと思っていたのでこれにはビックリ。

そして足首の抜糸。

チクチクして痛みに弱い人は辛いかもしれないが、私は平気だった(献血が趣味なくらいなので…)。

あっという間に抜糸も終わり、テープを貼ってもらった。

マイクロポアメディカルテープというものである。

皮膚は弾性があるため、傷跡には常に引っ張る力がかかっているので、ゆっくりとキズの幅が広がって目立ったり、場合によってはミミズ腫れのような大きな傷跡や、ケロイドになることもある。

これらを予防するために、このテープで保護するのである。

また、初期の傷跡は、紫外線や摩擦などの刺激で色素沈着になりやすく、これらをテーピングで予防する目的もある。

先生には足首のほうは1,2ヶ月。

肘のほうは関節なので、曲げ伸ばしでより引っ張る力がかかるので3ヶ月以上は貼っておくようにと言われた。

汚れなければ貼りっぱなしでいいので毎日取り替える必要はない。

処置後、病院の売店で購入した。

肌に馴染む色をしているテープなので、半袖を着ても目立たなくなってありがたかった。



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【骨折日記】抜釘手術8日後(外来診察)

2021年6月○日

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退院後1週間の外来

退院してから1週間ほどたち、傷の状態を先生に見てもらいながら消毒と、ガーゼやフィルムの交換をしてもらった。

古くなったガーゼやフィルムを剥がすと術後自分では見えていなかった傷が露わに。

肘のほうは抜糸の必要がないように塗ってくれたので、もう既に綺麗(もちろん赤みはあるが…)だった。

足首のほうは、ピンを抜くのに苦戦したこともあり、傷もしっかりと縫わないといけなかったようでまた1週間後に抜糸をすることになった。

抜糸までの間、ガーゼやフィルムが汚れて変えたくなったら市販のものでいいと言われたので、診察後に薬局に寄って購入した。

消毒は家にある通常の消毒液で大丈夫という事だった。

すぐに交換できるようになったので、お風呂上がりなどにテープが弱くなったり汚れてきた時などに何回か交換した。





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【骨折日記】抜釘手術6日後

2021年6月○日

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朝から足首が鈍い、痛い

抜釘手術4〜5日後までは痛み止めを飲みながら、なるべく動いて、だんだんと動きも良くなってきたので次に記事を投稿するのはガーゼ交換(外来診察)時についてかなと思っていたが、本日の朝、前日までとは違う痛みを感じたために更新。

おそらく処方されているロキソニン(ロキソプロフェンナトリウム)の服用をやめたことが原因。

何故やめたかというと、梅雨の時期、私はほぼ毎日偏頭痛に悩まされている。

そして私の偏頭痛、前々からロキソニンとの相性が悪いんです…というか効かない…

イブプロフェンを主成分とする鎮痛剤が私の偏頭痛には効くので、それをいつも服用しているが、退院時処方の通りにロキソニンを毎食後飲んでいたためイブプロフェン系の服用を辞めていた。

すると昨日ものすごい偏頭痛に襲われてしまった…

術後の痛みにはロキソニンのほうが効く気がするが、偏頭痛にはイブプロフェン…私の場合偏頭痛のほうが痛みとしてキツいので、偏頭痛をやわらげるのを目的にロキソニンの服用を辞めてイブプロフェンを服用することにしたということ(私はノーシンピュアを服用している)。

そのため、足首の痛みのほうは取りきれずに歩く際に体重が乗りきれない感じになってしまった。

とはいえ我慢できないほどの痛みではないので、アイシングをしながらなるべく動いてゆっくりと回復していきたいと思う。

一方、足首ほど体重がかかるわけではない肘の痛みは軽い(肩に手をつけるまで曲げると肘まわりにつまるような痛み)。

やはり抜釘手術といえど手術は手術。

すんなりと元通りというわけにはいかないのだなーと思った。



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【骨折日記】抜釘手術3日後

2021年6月○日

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4日ぶりの実家

息子と4日ぶりに一緒に寝たが、夜泣きもなく朝4時半に起きる。

わりとしっかり眠れて今日も気持ちのいい朝をむかえた。

これは骨折あるあるなのかもしれないが、朝は骨折した部位の調子は悪い。

しかし動かしてはアイシングを繰り返したら手術3日後の状態としては下記のようになった。

  • 痛み

足は歩くと鈍い痛み、歩けないほどではない。
肘は触らない限りほとんど痛くない。

  • 動き

普通に歩けるようになってきたが足首につまりのようなものを感じる。足首に紐が巻かれているような感じ。

肘も紐が巻かれているようなつまりを感じるが、指先が肩につくまで曲がるようになった。

  • 内出血、浮腫等

足も肘も内出血や浮腫がある。

この内出血や浮腫が無くなっていけば、だいぶ痛みも緩和されるのだろうなーと思った。

そのためにとにかく、アイシング!

ダイソーで氷嚢袋を買って、ひたすら動いて腫れたらアイシングを繰り返した…



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【骨折日記】抜釘手術入院4日目(手術2日後)

2021年6月○日

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朝5分頃起床。

夜中は何回か起きたかもしれないが、かなりよく寝れたと思う。

なかなか気持ちのいい朝。


手術部位の痛み

手術した部位の痛みは何もしなければ痛くない。

何かした時にでる痛みも内出血のような痛み。

かなり腫れているので腫れが落ち着くまでは元通りにはならないだろう。

先生にはとにかくアイシングしてと言われた。

今まで病棟内を歩くのは病院から借りたサンダルだったが、試しに持ってきたスニーカーを履いてみた。

私が手術した部位は足首で、持ってきたローカットのスニーカーでも患部に少しだけ当たって痛い。

靴下を履いてから靴を履いたら、少しは痛みが軽減。

これなら歩いて帰れそうだなと確認できて安心した。



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この日の食事

  • 朝食

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これがこの病院で食べる最後の食事。

相変わらず朝食は味気なかったが、ありがたくいただいた。


キャリーケース頼みの帰宅

足首の手術跡には防水のテープが貼られていたが、肘のほうは包帯だったので、帰宅後シャワーを浴びることができないので、先生に防水テープに変えてもらった。

これで帰宅後はシャワーであれば浴びていいとの事。

肘の痛みは使わなければなんとかなったが、足は歩く限り使わなければならない。

朝からロキソニンも飲んだし、なんとか帰ろうと身支度もゆっくりと整えて退院の準備をした。

途中病棟のクラークさんが退院時の会計についての紙を持ってきて、
「直接保険会社に請求するので、会計に寄らずにそのまま帰ってもらって大丈夫ですよ!」
と言われた。

身体が不自由だと会計窓口に寄るのも辛いものだと思うので、会計がないのはありがたいことだった。

担当の看護師さん(毎日担当の看護師さんは変わる)がベッド周りに忘れ物がないかなどを確認してくれて、次の外来予約の日程が書かれた紙などを渡してくれた。
そして、
「いつでも帰って大丈夫ですよ!」
と言われた。

痛いけど早く帰りたかったので、来た時と同じようにキャリーケースを持って退院した。

途中ナースステーション前で手術当日の夜に介抱してくれた看護師さんに会った。
「1番辛い時に力になってくれてありがとうございます。」
と御礼を言うと、
「あの時は顔色が真っ青だったけど今は良くなりましたね!あと私服だとやっぱりいいですね!」
と、言ってくれた。

本当に看護師さんって可愛くて良い人ばかり…

そして1人で病院を出て、バスに乗った。

そこで家族にLINEで、無事退院した旨を伝えた。

病院から私の実家の最寄駅まではバスと電車。

両方とも混んでいないので、座って帰ることができた。

しかし最寄駅からうちまでは徒歩5分と近いのだが、緩やかだけど少し長い上り坂があった。

今までの人生のなかで、何度も歩いたことのある何とも思ったことのない坂道なのに、この日ばかりは本当に長くて辛かった。

キャリーケースにつかまりながらゆっくりと歩いて家に帰った。

家に帰ると、両親に1人で帰ってきたの!?とびっくりされた。

最寄駅まで迎えにきてくれようとしていたらしい。

母曰く、帰ってきた顔を見たら顔色がとても悪かったとの事だった。

あんまり迷惑をかけてはいけないと思ったばかりに無理をしてしまったが、甘えられるところは甘えても良かったなと思った。

これからまた痛みに耐えながら日常生活に戻っていかなければならない。

しかしまだ術後2日しか経っていないが、今回は前回よりも回復が早そうだなと思った。



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【骨折日記】抜釘手術入院3日目(手術1日後)

2021年6月○日

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手術から一夜明け…

壮絶な気持ち悪さに襲われた夜が終わり、朝を迎えるとなんだか気持ちも痛みも少しずつ落ち着いていた。

もちろん手術した部位の痛みはまだまだあるが、昨日の辛さから比べたらはるかにマシな状態まで回復していた。

これからは痛み止めとしてロキソプロフェンと胃薬を服用した。

翌日には歩いて帰らなくてはいけないのだから、なるべく自分の力で歩こうと、極力点滴棒を動かしながら、かなりの痛みに耐えながらだが、デイルームにある自動販売機に歩いて行ったりした。

この日の食事

  • 朝食

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  • 昼食

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  • 夕食

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前回の入院中の食事について、記事の中で不満のようなことを書いてしまったが、今回の入院では味付けがかなり改善されているように感じた。

satomasakichi.com
↑前回の入院中の食事についての記事はこちら

献立こそ同じなのだが、野菜の茹で加減や肉や魚の焼き方も前回の入院の時よりも良く感じた。

それだけでも食事って美味しさが全然変わる。

相変わらずご飯の量は多いので、ふりかけをかけて食べたり、残してしまう時もあったが…


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本当に明日退院できるのか…

なるべくデイルームまで歩いたりしていたわけだが、なかなかの痛みで、本当に明日帰れるのだろうかという疑問が浮かぶくらいだった。

そんな時、病棟の師長さんが病室まで訪ねてきて、明日の退院のことについて話しにきた。

師長さんは前回の入院時はまだ副師長さんで、子どものことなど本当によく相談にのってくれた方だった。

私がお迎えなしで1人で退院することを言うと、翌日に退院日を延期することも可能ですよと言ってくれた。

しかし私は実家で子どもをみてもらっている身であるし、何より早く子どもや家族に会いたかったので、大丈夫と言い張った。


担当のPTさんが会いに来てくれた!

夕方は病室でぼけーっとしていた。

コロナで厳戒体制なので、カーテンは閉め切っていたところ、聞き慣れた声で私の名前を呼ぶ声が聞こえた。

すぐに誰だかわかった。私が前回の入院時に本当にお世話になった理学療法士(PT)さんだ。

「調子はどうですか?」
と聞かれ、
「調子は…良くないです…抜釘手術がこんなに痛いものなんて思いませんでした…」
と答えた。

PTさんは私より少し歳下で、話しやすいので正直に話してしまう。

「抜釘手術痛かったっていう患者さん多いですよ!先生は3泊4日でとか簡単に言うんですけどねー。」
とPTさん。

そっか痛いのは私だけではないんだな!と少し安心(?)した。

無事治療が全て終わって、病院受診が終わる日に、コロナの感染状況が落ち着いていたら、たくさんお世話になったリハビリ室のPTさん、作業療法士(OT)さんに挨拶に行きたいなと思った。


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【骨折日記】抜釘手術入院2日目(手術当日)

2021年6月○日

久しぶりの病院の夜

大部屋の他の患者さんはトイレの際に介助が必要な方が多く、夜中はその物音などで何度も目を覚ました。

ただ目を覚ましてもすぐに眠くなったので寝直してトータルとしてはかなり眠れたと思う。

朝起きて普通に気持ちがいいくらい。

この眠ダルさは生理中いつものことで、今回は睡眠をサポートしてくれて良かったかも。

朝看護師さんが血圧、体温、血中酸素濃度を測ってくれた。この看護師さんも前回入院していた私を覚えていてくれた。


空腹と枯渇感とのたたかい

今日は一日絶食。10時までお茶とお水のみ飲水可。

朝7時の時点で既に空腹感を感じていた…

術前の点滴、手術部位のマーキング

私の手術部位は左肘、左足首なので点滴は右手につけた。

そしてはじめて手の甲の血管に…いつもより痛い。

手術をする左肘と左足首にOPと油性ペンでマーキング。

手術する場所を間違えないようにするためだ。
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そして抜釘手術

そして手術室から呼ばれ、トイレで手術前の最終排尿を済まして歩いて手術室に向かった。

前回は歩けなかったし、何が何だかわからない状態で手術室に行ったが、今回はしっかりと自分のあしで手術室のベッドに乗る。

手術を担当してくれる先生と看護師さんが集まり、前日に診察をしてくれた麻酔科の先生もきた。

血圧計や心電図をつけ、酸素マスクを口に置き、程なくして眠りに落ちた…

また寝ている間は夢を見ていた。何の夢かは覚えていなかったが、今回は手術室で起こされた時に目が覚めて良かったーと思った。

そしてベッドで部屋に戻ったが、ものすごく気持ちが悪い。前回はなかった全身麻酔の副作用がでたらしい。

ベッドにもどってすぐに吐いてしまった。

そして全身麻酔のみの手術だったので、すぐに手術した部位が痛くなった。

ここからずっと気持ち悪さと痛みとのたたかい…明け方まで辛くて、こんな状態で本当に2日後に帰れるの?と思った。

正直立つのも厳しい。手術前は何でもできたのにまた何にもできなくなってしまった…手術しなかったほうが良かったのでは、と少し後悔。

ベッドで3時間安静後は水も飲めるようになって、飲んだがそれもすぐ吐いてしまった。

途中うつらうつらの時に主治医の先生もやってきた。
「骨とボルトがくっついてしまっていて、正直めちゃくちゃ取るのが大変だった。手術時間も4時間くらいかかった…」と言われて、頑張ってくれた先生に本当に感謝。

  • 足首に入っていたボルト

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  • 上腕骨にくくりつけられていたワイヤー

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足首のボルトは結構大きかったが、ワイヤーはこんな小さなものが痛かったのか!と思った。

ワイヤーは取る時にちぎれてしまったらしいが、取り残しがないかレントゲンで確認してくれたらしい。

この日は痛み止めや吐き気止めの点滴をしてもらい、なんとか朝を迎えることができた。

あと麻酔の力か、生理だからか、ずっと眠かったので寝ることはできて、時間の経過は早かった。


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